お説法とヨガ
今回は法然上人のご御詠について書いてます。
今月25日は法然上人のご命日です。
--ゆきのうちに ほとけのみなをとなふれは つもれるつみそ やかてきえぬる--。
これは冬空澄み渡る頃お亡くなりになられた浄土宗宗祖、法然上 人の御詠です。「雪が降り積もるように、身の上にも罪が積もって ゆく。しかし心から懺悔し念仏を唱えれば、阿弥陀さまのお慈悲の 光に照らされ、罪はたちどころに消えてしまう」と詠んでいます。
罪の元は煩悩です。私達は誰もが心に煩悩を持ち、 それにより止むことのない欲に振り回され、 コントロールの利かない怒りの炎に翻弄され、 頭では分かっていてもとんでもない言動をとってしまう愚かな凡夫 なのです。 それでも見捨てることなく必ずお救いくださるのが阿弥陀さま。 法然上人の御詠に倣い「南無阿弥陀佛」と念仏を唱えてみては? 心のお掃除をして一年をスタートさせましょう。