Yuuka





11月の仏教ヨガ講座の模様です。
今回は懇親会もしました!とても盛り上がりました♪
楽しかった!!

お話した内容です。


皆様こんばんは。仏教ヨガ講座を担当致します浄土宗教師でヨガインストラクターのガッソ有香と申します。11月に入りいよいよ寒さも本格的になっていきましたね。今日は講座の後に懇親会がありますので皆様と温かいおいしいお食事を頂けるように、今日は「しっっかりヨガをして」、お腹をすかせましょうね。()


私が所属している浄土宗はお念仏をよりどころとしております。苦しみの娑婆世界からお救いくださる阿弥陀様の名を呼び、助けたまえとお願いし、西方極楽浄土へ往くことを求め、心を込めてお唱えします。この時期浄土宗寺院ではお十夜の法要が行われております。これは1010夜にわたり絶えず念仏をお唱えして、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要で、ご参加のみなさまはお念仏の尊さを知り、こころを一つにわき目をふらず一心にこの行を積んでおられます。 
「智者の振舞をせずして、ただ一向に念仏すべし」これは建暦二年(1212)浄土宗開祖法然上人がお亡くなりになる二日前に弟子の一人である源智上人にお授けになられた「一枚起請文」の一節であり、浄土宗の教えがここにすべて集約されている大切な一節です。
常人では一生かかっても読みきれないような膨大な量の『一切経』を何度も読破し「智慧第一」と言われた法然上人でも、おごり高ぶることはせず、自らを罪悪深重の凡夫であるといい、ただひたすら念仏することに救いを求められました。
少しぐらい智慧があるからといって、全てを理解したような振りをしてはいけません。
自分には阿弥陀様におすがりし救っていただく他に道は無いのだということを自覚して念仏しましょう。と、お念仏の心構えについて説明してくださっています。


現代のヨガに多大な影響を及ぼしたパタビジョイス先生というお方がいらっしゃいます。彼のヨガのスタイルは毎朝決まった時間に決まった一連のポーズを90分間ひたすら自主練習し続ける、練習の間は誰かと話したり、飲食などは一切なく、とにかく練習に専念するというスタイルです。そんな彼が残した言葉を紹介します。
99%のプラクティス(実践)1%のセオリー(理論、方法論)
もちろん経典の学習や師匠の教えを聴くことも大切ですが、どんなに知識を持っていようとそれを「知っている」のと「理解し実践できている」のとでは大違いですよね。彼はそれを実践の中で見出したのです。
頭では理解しているのに実践が伴わないという経験はヨガをしている中でよく起こりうる体験です。
しかしツベコベ理屈をならべずに、あーだこーだ考える前に、とにかく実践する。そうすることで、実践の中ではじめてセオリーが明らかになり、そして本当の意味でその恩恵を受けることが出来るのです。

「智者の振舞をせずして、ただ一向に念仏すべし」
99%のプラクティス(実践)1%のセオリー(理論、方法論)
さあ、とにかく実践です。今日も丁寧にヨガを行いましょう。

みなさまの今日の練習が充実し、沢山の学びと理解がありますように。それでは始めていきましょう!


お読みくださりありがとうございました。
次回は12/2水曜日19時〜
場所は仏教伝道協会さまで開催します。
仏教好き集まれー^_^

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